織物の経糸計算式
2025-12-18
整経は、染色、仕上げ、プリントなど、繊維加工において非常に重要な工程です。整経の精度と効率を確保するには、計算式を用いることが不可欠です。この記事では、一般的な整経計算式をいくつか紹介し、整経工程を段階的に解説します。
根の総数の計算
基本式

パラメータの説明:
経糸密度:生地10cmあたりの経糸の本数(単位:本/10cm)
生地幅:仕上がり生地の幅(単位:cm)
横糸数: 布地の両端にある経糸の数。通常は左右対称に追加されます。
補正式(筬織りの違いを考慮)

修正されたシナリオ: 地経糸と端経糸の織り方が異なる場合 (例: 地経糸は筬1本あたり2本、端経糸は筬1本あたり4本)
注: インチの場合は、概算で計算できます: 総経糸数 = 経糸密度 * 生地幅
例: 経糸総数の概算: 130 * 63 = 8190本
